Cisco IOSリカバリ

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スイッチに Switch: プロンプト または「Error Loading Flash:」が表示される場合や
「error loading flash: 」メッセージは、イメージが破損または消失していたために、スイッチがイメージをロードできなかったことを示す場合に実施

1.スイッチが連続リブート状態になっている場合

※すでにコンソールプロンプトが switch: の場合は「2.IOSがある場合」へ

1-1.電減をOFFにする

1-2.MODEボタンを押下したまま、電源を投入
  大体、全面に付いている

1-3.STAT LED が消えたら、MODE ボタンを放します。

1-4.コンソールでログインしてプロンプトが switch: になっていることを確認する

2.IOSがある場合

2-1.コンソールでにてフラッシュファイルを初期化する
  switch: flash_init

2-2.IOS ファイルが存在するか確認 ※存在しない際は「3.Xmodem ファイル転送」へ
  switch:dir flash:

2-3.boot コマンドを実行して、正常に起動した場合、デフォルトの switch> プロンプトが表示されることを確認する 
  switch: boot flash:ファイル名.bin
  switch: boot flash://フォルダ名/ファイル名.bin を指定
※表示されない時は「3.Xmodem ファイル転送」へ

3. Xmodem ファイル転送

※コンソールケーブルでのファイル転送の為、サイズによっては最大 2 時間位かかる

3-1.空き容量を確認
  switch: dir flash:

3-2.破損IOSを削除
  switch: delete flash:ファイル名

3-3.コンソールでのBAUDレートの最大値に設定
  switch: set BAUD 115200

3-4.Tera Termメニュー「設定(S)」⇒「シリアルポート」⇒ ボー・レートで115200に変更

3-5.機器を受信モードにする
  switch:copy xmdem: flash:ファイル名

3-6.Tera Termメニュー「ファイル(F)」⇒「転送(E)」⇒「XMODEM」⇒ 送信(S)に変更

3-7.ダウンロードが完了(File “xmodem:” successfully copied to “flash:ファイル名)
  ※1~2時間かかる可能性があるので気長に待つ

3-8. コンソールでのBAUDレートの値を戻す
  switch:set BAUD 9600

3-9.Tera Termメニュー「設定(S)」⇒「シリアルポート」⇒ ボー・レートで9600に戻す

3-10.新規にダウンロードしたIOSで起動させる。
  switch: boot flash:ファイル名.bin

3-11.再起動して正常に起動するか確認する

※BAUDレートの値を戻し忘れてしまった場合、再度MODEボタンを押してswitch:の状態に戻り、設定を戻す。
  コンフィグ上で変更してもこの値はBOOTの環境変数として保持し続けるので、必ず switch:で変更する必要がある

特別版.USBでIOSを起動する

USBでIOSで起動させる。
 switch: boot usbflash0-*:ファイル名.bin ※ [-*]はstack構成の時に指定する

②SWにコンソール接続してboot先をUSBに変更 ※stackの場合は各SWにて変更を実施する

③再起動する

④正常に起動したらIOSをコピーする
 switch#copy usbflash0:ファイル名 flash:ファイル名

⑤コンフィグモードで、起動時のIOS読み込みをアップロードしたファイルに変更する。
 switch(config)#boot system flash:ファイル名bin

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