DHCPサーバ設定
CiscoでのDHCPサーバの設定になります。
(config)#service dhcp | DHCPサーバとDHCPリレーエージェントの有効化(デフォルトで有効) |
(config)#ip dhcp pool (プール名) | クライアントに割り当てるプールアドレスを作成 |
(dhcp-config)#network (network/mask) | クライアントに割り当てるアドレスの範囲を指定 |
(dhcp-config)#lease (日数) (時間) | infinite | 貸し出し期間の日数・時間指定(デフォルトは1日) ※infiniteを使用すると期間が無制限になる |
(dhcp-config)#dns-server (IPアドレス1)… | DNSサーバのアドレス指定(最大8つまで) |
(dhcp-config)#default-router (IPアドレス1)… | デフォルトゲートウェイの指定(最大8つまで) |
(config)#ip dhcp excluded-address (開始アドレス) (終了アドレス) |
割り当てから除外するアドレス範囲を指定 |
DHCPの確認方法
コマンド:show ip dhcp pool
*1 HSRPグループ番号 *3 該当ルータのHSRPステータス *5 StandbyルータのIPアドレス
*2 プライオリティ値 *4 ActiveルータのIPアドレス *6 HSRP仮想IPアドレ
HSRPはHSRP用のマルチキャストによってやり取りする
コマンド:show ip dhcp binding
DHCPリレーエージェントの設定
DHCPリレーエージェントとはDHCPサーバとクライアントが異なるセグメントにいる場合に、ルータはブロードキャストを破棄するのでDHCPサーバへのパケットがデフォルトでは届かない為、DHCPのブロードキャストをユニキャストにしてパケットを中継してもらう設定。
設定Config
(config)#service dhcp | DHCPサーバとDHCPリレーエージェントの有効化(デフォルトで有効) |
(config-if)#ip helper-address (DHCPサーバのアドレス) | DHCPリレーエージェントの設定 |
簡単なDHCPリレーのフローは下記の図のようになります。
※DISCOVER・OFFER・REQUEST・ACTなどの細かいフローは省いてます
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