Cisco BGP設定 2

スポンサーリンク

BGP ルートマップの使用

上記の構成でRoter-Aからの広報アドレスを
「192.168.1.0・192.168.2.0」だけにして、「192.1687.3.0」は広報しないようにします。

特になにも指定しなければ「192.1687.3.0」は広報されます

①ACLで広報するアドレスを指定
②ルートマップを作成して①で作成したACLと紐づけます。
③ルータのBGP設定にルートマップを紐づけます

設定を実行すると下記の様に、対象のアドレス以外は広報しなくなります。

BGP Weightによる経路調整

BGPはルーティングベストパスの優先順位を決める為の値があります。
特に設定してない場合は、大体経由するAS数が少ないルートとなります。

ルーティングベストパスの優先順位は→サイトを参照ください

経路に重み付けすることで経路を変えることが出来ます。
設定「neighbor <ネイバーアドレス> weight <値:0-65535>
 

BGP 負荷分散

BGPでは ECMP (Equal Cost Multi Path) での負荷分散が可能です。
特に設定しない場合は下記の様にベストパスに選ばれたルートが有効になります。

Rotuer-Aに下記の追加設定を実施
 maximum-paths ibgp 2

デフォルトルートが2つになりました

マルチパスが有効になるにはいくつかの条件があります。下記を参照
 Cisco:Select BGP Best Path Algorithm

コメント

タイトルとURLをコピーしました