ネットワーク機器の処理性能

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スイッチング処理能力

スイッチング処理能力とはパケット処理速度 で
スイッチ全体が1秒間に処理することができるパケットの「数」の事です。
単位はpps(Packet Per Second)です。
数値が大きいほど、高性能な機器となり、機器の価格も高くなります。

スイッチング容量

スイッチング容量はスイッチが1秒間に処理する「データ量」の事です。
単位はbps(bit per second)です。
数値が大きいほど、高性能な機器となり、機器の価格も高くなります。
メーカによっては「スイッチングファブリック」とか「バックプレーン容量」とも言う

ワイヤスピード

理論上の最大の転送速度の事です。

ノンブロッキング

スイッチの全ポートに対してワイヤスピードでフレームが送られてきても、スイッチが遅延することなくすべてのフレームを転送することができること。

CiscoのC9300-48TXを例に見てみます。
通常スイッチは全二重通信を行いますので、1ポート上りと下りで1Gbpsづつだったら、合計2Gbpsの通信が発生します。
スイッチイング容量
10Gbps × 48ポート × 2 = 960Gbps
スイッチイング容量は2Tbpsなので、パケットの転送容量は全ポートを10Gで使用しても問題ありません。

スイッチング処理
1.488Gpps × 512bit(最小フレーム64byte) = 761,856,000,000
すべてのフレームが最小フレームで届いた場合は約761Gbpsのパケットを処理できます。

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