ネットワークスペシャリスト 令和3年 午後1 問1

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問題はIPAからご確認ください。
https://www.ipa.go.jp/shiken/mondai-kaiotu/index.html
答えはIPAの回答例となります。

構成

設問1(1)

在庫管理端末はDHCPクライアントとなっているので、
自分のIPアドレスとDNS設定などはDHCPサーバから取得できると解ります

答え:DHCPサーバ

設問1(2)

Vlanは設定していないと言っているので、本社・全店舗で同じセグメントとなります。
/24なので、まずは254個が使用可能のアドレス数になります。
本社に6台の機器があるので、254-6=248となります。
各店舗に3台(L2SW・在庫管理端末×2)の端末があるので、249÷3=82.666店舗となり、
整数なので「82店舗」までとなり
答え:82

設問1(3)

L2SWは自機器にMACアドレステーブルに載っていない宛先MACアドレスが来た場合は、フレームを受信したポート以外からフォワーディングします。
答え:L2SWの入力ポート以外の全てのポートに転送される。

設問2(1)

FQDNで指定している場合は、RT管理コントローラのグローバルIPアドレスが変わっても
DNSサーバのレコードを書き換えるだけで済むので、店舗に配っているRTは設定変更しないで済みます。

答え:RT管理コントローラのIPアドレスが変更された場合でもRTの設定変更が不要である

設問2(2)

REST APIは JSON、HTML、XLT、Python、PHP、プレーンテキストなどの形式でデータを送信するもので、やり取りにはHTTPが使われます。
答え:HTTP 又は HTTPS

設問2(3)

店舗の在庫管理端末から運用管理サーバへの経路は上記の黄色となります。
薄赤にしたところはブロードキャストドメインとなるので、全部同じセグメントとなります。
TTLとか細かくは省きますが、大体Tracerouteはセグメントが変わるごとにアドレスを返すものなので、
在庫管理端末と運用管理サーバは同じセグメントとなるので、表示されるアドレスは運用管理サーバだけになります。
答え:運用管理サーバ

設問2(4)

RT配下のRPとBPに接続された機器同士は通信できないとなっているので、WiFi APはRPに接続されていますので、本社に行くにはインターネット経由となりますが、
しかしインターネット側からRPに接続した機器へのアクセスも出来ないので、店舗のWiFi APから本社への通信は不可となります。
店舗から本社へのアクセスはBP接続機器しか出来ないです。

答え:店舗から本社にはBP経由でしかアクセスができないから

設問3(1)

LLDP(Link Layer Discovery Protocol)は、隣接する機器に対して、自機器情報をマルチキャストでお知らせするのに使用するL2プロトコルです。
CiscoだとCDPになります。
試験では良く分からなくても、ずっとL2構成と言ってたので、2と入れておけば当たりますね。
答え a:2

設問3(2)

b:元々在庫管理サーバで行っていた監視を運用管理サーバに担わせるとなっています。
LLDP-MIBを取得してとあるので、SNMPとなります。
SNMPは機器の状態・リソース・パフォーマンスなどの監視に使います。
MIBと呼ばれる情報を取得して状態の確認を行います。

c:設問2(2)であるように、店舗のRTはRT管理コントローラへ情報を送ってますので、

答え b:SNMP
   c:RT管理コントローラ

設問3(3)

初期不良や設定不足が無ければ、店舗に手順書などを送付するので接続をすれば完了となります。
後は手順書通りの接続かなど正しい構成になっているかを確認する必要があります。
答え:各機器の接続構成が構成図どおりであること

説明3(4)

右の図のように「L2SW-X」が接続されます。
この「L2SW-X」はLLDPは有効になっている為、LLDPは送信してきますので、隣接機器は「L2SW-X」の情報を獲得することができますので、【イ・エ】となります。
管理IPアドレスは不明でSNMPで情報取得できないので自機器に「L2SW-X」が出てくることは無いです。
隣接機器にはLLDPを有効にしているので出てきます。
答え:イ・エ・カ

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